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コラム
　　　　　　　　　　コラム No.15

　　　　　　　　　　エンジン音合成技術１

　　　　　　　　　　2010.2.25

　　　　　　　　　　ハイブリッド車や電気自動車の静音性に関する問題については１月末に国土交通省が対策のガ
　　　　　　　　　　イドラインを発表しましたので、ひとまず方向性は決まりました。今後は音づくり、モノづく
　　　　　　　　　　りの段階に入ります。

　　　　　　　　　　弊社は音に関する様々な技術を保有しておりますが、特に他社と比べて強みと言えるのはエン
　　　　　　　　　　ジン音合成技術です。

　　　　　　　　　　それは私（弊社代表の前田）がヤマハ発動機（株）に勤務していたときに開発したものであり、
　　　　　　　　　　エンジン音の研究だけでなくモーターショーに出品したバイクサウンドシミュレータなどにも
　　　　　　　　　　応用されて好評を博しました。

　　　　　　　　　　この技術はヤマハ発動機が特許を取得していて、弊社はその使用許諾を受けております。

　　　　　　　　　　これまでは適用範囲が自動車の車載装置に限定されていましたが、今年からゲーム、シミュレー
　　　　　　　　　　タ、映画＆TVの効果音などにも適用が許可されましたので、今後展開を進めていきたいと思っ
　　　　　　　　　　ております。

　　　　　　　　　　このコラムページでご紹介するのが適切かどうか分かりませんが、第一弾としてバイクサウン
　　　　　　　　　　ドシミュレータの音をご紹介します。

　　　　　　　　　　ご興味のある方は下の動画をご覧ください。なお、音はなるべく低音の出る大きめのスピーカー
　　　　　　　　　　やヘッドホンでお聞き下さい。

　　　　　　　　　　http://www.youtube.com/watch?v=sbhutZrQVrI

　　　　　　　　　　このシミュレータの音はスタータとギヤチェンジの音を除いて全て合成したものであり、録音
　　　　　　　　　　した音ではありません。バイク以外にいろいろな車の音を作れますので、今後ご紹介したいと
　　　　　　　　　　思います。

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