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サウンドデザインラボ合同会社
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コラム No.2

ハイブリッドカーの音その2

2008.2.4

 

前回のコラムではハイブリッドカーの音問題を紹介しました。今回はその

対策について私見を述べたいと思います。

 

一般に歩行者は視覚情報と聴覚情報によって車の接近を感知しますが、

ハイブリッドカーの場合は視覚情報には問題がなく、聴覚情報の減少もし

くは欠如が問題です。したがって、聴覚情報を補強することが解決策とし

て有効と考えられます。すなわち音を付加することです。

 

では、どんな音をどのように発生させたらよいのでしょうか。まず、音の出

し方ですが、運転者が歩行者を認識している場合はクラクションのように

運転者の意思でONとOFFを操作する方法でもよいと思いますが、必ずしも

そういう場合ばかりではありません。むしろ運転者が歩行者に気付いてい

ない場合の方が事故の危険性が高いわけですから、やはり音は常時出す

方がよいと思われます。

 

音の種類や音色についても自動車工業会でいろいろ検討されたようです

が、新しい耳慣れない音を歩行者に聞かせた場合は車の接近を直感的

に感じてくれないということが分かったようです。そうなると結局は普通の

自動車のエンジン音が最も適しているということになります。

 

せっかく静かなハイブリッドカーに人工的なエンジン音を付けるのは、環境

騒音の面で逆行することなので抵抗を感じる方が多いかもしれませんが、

エンジン音の大きさや音色は調整が可能ですし、音を出す方向は進行方

向だけに限定することもできますので、現在のエンジン車よりは騒音は改

善されると思います。

 

具体的な音のデザインや技術的なことについては次回に述べます。

  

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